ベビーパウダー山崎

運命のボタンのベビーパウダー山崎のレビュー・感想・評価

運命のボタン(2009年製作の映画)
2.5
原作リチャード・マシスンの一発ネタを引き伸ばすためのダラダラとした中盤が、陰謀論×妄想なリチャード・ケリー。00年代前後の終末観漂う空気に『ドニー・ダーコ』が偶々ハマって騒がれただけで、基本はどっぷりと(あまり真剣に付き合ってはいけない)スピリチュアルな人。「映画」を三本しか撮れなかったのも、なんとなく分かる。ラストのオチがランティモス『聖なる鹿殺し』と同じ。