星降る夜にあの場所で

空海 ーKU-KAIー 美しき王妃の謎の星降る夜にあの場所でのレビュー・感想・評価

3.7
この時代の人だし、もしかしたら…
なんて期待をしつつ本日レンタル。
残念ながら全く登場しなかった(笑)
まぁその話は後回しにして…
本作私は嫌いじゃない。
大の苦手であるCG、VFX満載の作品だったのだが、
神韻を観て以来、どうやらオリエンタルなものに限って許容範囲らしい(笑)
そもそも神韻自体がCGを思わせるような動きなので。
※あっ…メリポピRは、メリポピ大好きなのでこれまた許容範囲内。
実に都合のよい好き嫌い(笑)※
イリュージョンサスペンスミステリーの体を成した、なんとも切ないラブストーリーでした。
いかなる状況下に置かれても、愛する女を守り続ける男に共感しないではいられない。

で、毎度おなじみの流れで本題なのですが、
『祭姪文稿』の本物を観てきました。
いやぁ~心底痺れました。
こんな私にでさえ伝わってくるんですよね~顔真卿の思いが…
屈指の名品が放つオーラは尋常ではありませんね。
絶望的に字が下手くそというコンプレックスの一つを克服する足掛かりになればと、
畏れ多くも以前、臨書にチャレンジしたこともありました(笑)