なにかがおかしい。
ポスターを観ると、ホラー系かな?と思ったのですが、観てみると不気味系でした。上映時間が103分と短いながらも、中身は凝縮されており、最後まで楽しく観ることができました。
あらすじとしては、クリス・ワシントンは恋人であるローズの実家に挨拶へ行くことになった。ローズ家は、クリスの懸念していた黒人については、気にもしておらず、寧ろ黒人賛歌をしているようにも思えた。夜に一服をするために、家の外にいると、ウォルターが家の周りを全力疾走していた。ジョージナに至っては窓を凝視していた。これはおかしいと思うクリスだったが…。
まず、白人と黒人を題材とテーマ的に攻め、前半で視聴者に違和感を抱かせる。その違和感を抱えたまま、中盤から物語が展開し、終盤まで駆け抜けていった印象があります。
あまり期待せずに観たのもありますが、面白く感じました。なぜ、白人が黒人を称賛していたのか?を考えると、やはり人は相手を褒めるという事は、裏があるんだなと感じます。
またクリスの友達のロッド・ウィリアムスがいいキャラクタをしています。黒人の警察官で、キャラクターが立っていたのも印象的です。
短いながらも、驚きのある作品でした。