スペンサー・トレイシーの観る
太平洋戦争終結直後
列車が4年に1度しか停車しない
らしい西部の田舎町に降りた男。
ある日本人を訪ねて来たが町は
招かねざる客が来たぞの空気での
話
大平原を走る列車を俯瞰で撮る。
ヴェンダースが初期作で似てるの撮って
たようなワクワクするオープニングです
がこの高揚感ほどは上がらないまま尺短
めであっけなく終わる
日本人の行方と訪れた男の目的の隠され
た謎が明らかになるのもあっさりと。
アメリカの黒歴史を明らかにするぞとい
う意気込みも感じられずこういう歴史も
有りましたけど。。。。みたいな感じで
退屈ではないけどアメリカ史の一部を
個人の思いに落し込んでるので社会派に
は至らずでした
逆に言えば戦時中の日系人への扱いに対
してのアメリカ人の認識は少なくともこ
の時代はこういうものだったのかもしれ
ません。制作意図イマイチ分らずです
善のトレイシーも悪のライアンも型通り
は否めずでした
駅で始まり駅で終わりよそ者が協力者の
助けである事件を解決する。ざっくりで
すが「夜の大捜査線」はこれ参考にして
るかもとラスト見ながら思うです