「The 20/20 Experience」を引っ提げて2年に渡りツアーを行ったジャスティン。その集大成となるラスベガス公演を臨場感溢れる映像で収めた作品です。
バンド、コーラス隊、ダンサーとの抜群のチームワークがアットホームさを生み出し、スタイリッシュなステージセットと見事に融合して独創的且つ前衛的なライブが出来上がる。後は観に来てくれるお客さんの歓声があればパーフェクト。
ジャスティンのエンターティナーとしての万能さには恐れ入る。まるでマジシャンのように次から次へと歌手、ダンサーとして凄技を披露する姿に感嘆して、歓声を上げずにいられない。
中でも、学生時代に聴き込んだ「Future Sex/Love Sounds」のセクションは胸熱でした。アコースティックバージョンの「What goes around〜」が特に最高。観客の盛り上がりにご満悦なジャスティンが微笑ましい。
「Sexy back」から「Mirrors」の会場全体の大合唱には音楽の多大な力を感じました。涙を浮かべるジャスティンが神々しくて、その姿をずっと観ていたかったです。
ファン向けの作品ですが、アーティストの真髄を極めるジャスティンの姿を拝めて幸せでした。