ちょっとしたジャンプスケアよりもビックリしちゃうクソデカBGMがこわすぎる。
ジメジメした不穏な背景をぶち壊してくるけど、逆にそれが脳みそ揺さぶられて気持ち悪くなるから癖になっちゃう。
罪悪感や自己否定の中にもやっぱり愛されたいという矛盾した気持ちがあって、それぞれが絡んでぶつかって、罪を罪としないためにまた罪を重ねて「 光 」にたどり着けない。
3人のだれにも共感できないけどかなしい気持ちでいっぱいになる。
瑛太の色気と狂気の中に悪になり切れない卑屈でちょっぴり情けない少年っぽさがある演技がほんとうによかった、それだけでも観る価値があった。