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レオナルド・ダ・ヴィンチ 美と知の迷宮のshucoのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

一枚の絵からいろんな変化をみせてくれる天才画家レオナルドダヴィンチが活躍したミラノを舞台にしたドキュメンタリー。

ミラノ公であるルドヴィコがダヴィンチのパトロンでルドヴィコの愛妾の肖像画もよく描いていた。
視線を外したり布の描き方で立体的にみせている

ミラノの地図も描いていて上は歩道で下は荷物運搬専用の2層式の街を理想にしていた

ラファエロやミケランジェロにも影響を与えたけどミケランジェロには嫌われてたとか


弟子のサライは素行が良くなかったがダヴィンチにかわいがられていて洗礼者ヨハネのモデルとも言われている
サライとは小悪魔という意味らしい


実用化できない軍事兵器や実用的な織り機の設計図も描いていた。空飛ぶ機械の発明にも力を入れていて人並み以上に好奇心旺盛な人で火山学者としても著名だったらしい。

パトロンのルドヴィコがフランス軍に敗れてからミラノからフランスやローマに移り住んだがミラノでの最後の偉業として最後の晩餐をルドヴィコから依頼された

最後の晩餐が他の画家も描いてたことは知らなかった
他の画家はユダを隅に追いやってるがダヴィンチはユダの心情を研究してセンター近くに配置している


ルーブルにあるモナリザは1911年に盗難にあったことで有名になったことは知らなかった
絵の中の視線が変わるように描かれているモナリザはダヴィンチの知識をふんだんに詰め込まれているということが分かる

プラド美術館にはモナリザの模写があるそうだけど…覚えてないなぁ…
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