しろみさかな

アフリカン・ドクターのしろみさかなのレビュー・感想・評価

アフリカン・ドクター(2016年製作の映画)
3.8
フランスって割と色んな人種の人がいるイメージありましたけど、やっぱり黒人差別の時代はあって、特に田舎は酷かったという。
でも確かに日本でも田舎は割とコミュニティが確立してるから、他人を受け入れるのには時間がかかる、もしくは差別してしまう。昔テレビでさかなクンさんが言ってたのですけど、魚でもいじめがあって、ターゲットが決まるといじめ、その魚が死ぬと違うターゲットを決めるのだとか。余談になりましたが。
なんとか地元民に馴染もうとしたり、とても親切な農場のおじいちゃんがいたり。陽気な親族がいたり、可愛い娘息子たちの活躍があったりと、ほっこりする場面もあって、まだ救いがあった映画でした。
でも先駆者って本当に大変だし、とても出来ることではないなと思います。大変だっただろうけれど、とても尊敬します。【受け入れる】ということの、難しさを痛感した映画でした。お医者さんとしても人を救ったと思うけど、村としても救われた存在だったのではないかなと思います。
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