ダイセロス森本

氷菓のダイセロス森本のレビュー・感想・評価

氷菓(2017年製作の映画)
1.3


最初から全部謎解きができたのは私だけ?こんなに簡単な謎を用意する方も悪いけど、これをまるで名探偵のように解き明かそうとする山﨑賢人うざい。高校1年生にしてはお前らでっかすぎやろ。

広瀬アリスちゃんは『パワーレンジャー』のジャパンプレミアでモノホンを見ているので、「もっとかわいいんだけどー!」と思いながら鑑賞。

今作はキャスト全員の良さが引き出せていない、監督(脚本)の大きな実力不足が見える。山﨑賢人も、『一週間フレンズ。』では誰よりも演技がうまいように感じたのだが、これでは全く良さが見えず、変な喋り方をするのでただただ違和感。

謎解きの内容も薄く、結局身内かよ、という終わり方。ただただ部外者の私たちに、これはまったく響かないし、何しろ「だから何?」という終わり方。誰に感情を委ねるべきなのかわからない。主人公はそもそも、誰だ?

「高校生活といえば薔薇色。薔薇色といえば高校生活。広辞苑に載る日もそう遠くはない。」つかみはばっちりのイントロだったのだが、一気に冷めるキャスト。

4人組で動く中のアリスちゃんじゃない女、めちゃくちゃイライラする役だなあれ。大声出すわ、高い声でキンキンいうわ、人のもの奪うわ、何がしたいのかわからなさすぎるキャラクター。あれだけは、まじで必要ない。だいぶ年いってそうな茶髪の男はそれなりに存在感あったが、結局主要キャストは3人でよかった説。アリスちゃんがかわいすぎてその女がただの目障りだった(暴言)

公開日にして観客4人という失速ぶり、これは最初から足踏みでもしているのか?話題の洋画を見るべきだったと後悔しかない作品。

本郷奏多が出ていたので救いだったが、彼も結局、可哀想な役でおしまい。もっと本郷奏多の良さを出してほしかった。いやあ、でも、本郷奏多、まじでかっこいい。好き。いいね、本郷奏多。

氷菓。この意味もくだらないので、全力でおすすめしないが、とりあえず原作とアニメがあるらしいので、そちらも見てから考えることにするか。原作はよもう。