このレビューはネタバレを含みます
もしもで繋ぐストーリー。
アニメならではの非現実世界。
背景画が繊細で温かく見ごたえあった。
キャラデザはそこまで惹かれず。
ヒロインの性格も、ビッチ感にやや拒絶反応が出てしまった。
てっきり女性が原作脚本かと思ったが、男性というのに驚いた。
男が描く女性像は、あぁいうものなのかもしれない、そもそも女性は自分達のことを絶対ビッチと表現しないか。
時おり見えるスピード感あるカメラワークは面白かった、が、進撃の巨人などのアクション系のものに比べるとあまりに部分的で、他のカメラワークとの統一感の無さにやや違和感。
作者のメッセージは、一夏の恋の甘さとはかなさ、だろうか。もしも、と願えばそれが現実化する世界の中で、徐々にハッピーエンドに向かい見事に達成、こんな事があったらいいのになぁという夢物語。