まさかの全編ずっと”ザ・ウォール”を中心に戦場で繰り広げられる作品だとは…。
前述の通りザ・ウォール、つまり壁を中心に話が進むため、あまり話の展開が無いように感じました。なので飽きる人は結構多いかな…。自分は戦争といつでも殺されるという緊迫感を主演のアーロン・テイラー=ジョンソンが色んな液体を垂らしながら迫真の演技で魅せてくれたので飽きませんでした。サントラが無なのも良いですね。自然音や呼吸音がBGMと化すのは心地よい緊迫感を産む要因の1つとなっていました。ていうか、本当に話の展開がほぼ無いみたいなモンなんで、書くことがないですね…(笑)
戦争の恐怖さと敵のスナイパーとの緊迫感をふんだんに描いた今作。展開が遅いため賛否両論となると思いますが、あの後味の悪い終わり方なども含めて好きな映画でした。良作。