Rosso

ペット 檻の中の乙女のRossoのレビュー・感想・評価

ペット 檻の中の乙女(2016年製作の映画)
3.5
お〜これまた捻りの効いた良作なこと。

セスくんがそのまんま俺たちというか俺でな。
名前覚えてもらえてないのってその後の言葉に詰まるくらい結構グサッと来るよね〜分かるよ。
なんたってろそ氏、
先月先輩の結婚式にて、バイトでお世話になったある女の先輩を「〇〇さんお久しぶりです!」と呼び止めたら見事に聞いたこともないあだ名で呼ばれ、返答に困惑してたら「ええっと誰だっけね(てへぺろ)」と言わせてしまった前科作ってますから。
そうなの、女の子からの「誰だっけ?」は頭真っ白になるの。

とどうでもいい話は置いておいて、このセスくんが女に無碍にされたことをきっかけにストーキング&ストーキングして、女を檻にぶち込みペットとして飼うんだから、ラース・フォン・トリアー監督も笑顔になるようなメシウマ映画かと思うじゃん。
まあ最後はデスプルーフみたいな女の反撃があるのかなくらいはね、予見しましたけども、まあ見事に外れましたよシナリオ予想は。

ただこのシナリオ展開、意外性はあれどゾクゾクするほどにまで面白かったかというとまた違くて。
ほーん、なるほど凄えなと客観的に思うくらいの熱量だったな〜
なんでやろ、面白いのに。

とりあえず肉解体シーンは冷たい熱帯魚のでんでんさんを思い出しちゃいましたね、血が苦手な人はちょっと覚悟いるかも。
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