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Lullaby(原題)
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『Lullaby(原題)』に投稿された感想・評価

たち

たちの感想・評価

4.5
人間が誰でも向き合わなければいけない家族の死について見事に描いた映画。派手な演出もなく、素直に死と向き合った映画。
主人公は自分が家族の一員ではないと思って、しばらく家族と距離を置いていた兄。優しい心の持ち主だが、自分でも周りからも自分自身に納得がいってない。それでも、家族と向き合ったことで、何かを見つけらる。

単に感動で終わらせることもできるようなストーリー。直接的なメッセージはなくても、観た人間一人ひとり、家族と話したくなる。そんな映画です。
家族が安楽死の決断をする末期癌の父親(リチャード・ジェンキンス)に対してどう反応していくか。その過程で心のつながりのなかった家族が一つになる。それに父の死に直面して、自分が父から愛されていたことを実感し自信を持って生きていく息子、ジョナサン(ギャレット・ヘドランド)。

長い間、癌で患っている父親は癌専門病院で安楽死をしたい。しかし、ニューヨーク州には安楽死制度がないし、弁護士である娘、カレン(ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ)は大反対。息子は父親が死にたいなら死ねばいいというように関心が低い。これらは子供の頃の父と子たちの関係に由来する。それが、過去に遡って描かれているから、息子の死にたければ死ねという態度がよくわかるように描けている。

父親は資産家のニューヨークのユダヤ人。実力者で「文化、伝統、コミュニティー」が一緒になっていて、父親のユダヤ教の精神はdi·as·po·ra という、海外に住むユダヤ人の手本のようだ。死後の財産はチャリティーにあげると遺産相続(トラスト)にもう書いて正式にしてあるし、甥、エタンのために、オックスフォード大学の費用を出してあげた。俗にいう、ユダヤ教信者の見本のようだね。父親は死ぬ前に、セダーの食事(過越の祭りの前の食事)を家族と共にとる。

息子、ジョナサンは子供の頃、ヤシバ(yeshiva正統派ユダヤ教の学校)に行ったようだが、NYUも卒業する気がないようだ。ヘブライ語も発音できないほどユダヤの世界から離れてしまって、、聖典タナハ(Kaddish Prayer)も読めない役を演じるので、いかにユダヤ人のコミュニティーを抜け出しているかがわかる。土葬か火葬かの会話もそうだ。それに、父親が、息子にヘブライ語が下手だというと、何にも得意なものはないと答える。自信喪失している。父親は娘は褒めるが、息子には褒め言葉を与えず、期待感がありすぎで、完全主義の態度をとる。これじゃ、息子がかわいそうだと思えるシーンがいくつかある。そして、息子は自分が父親にとって十分でないから、面と向かえなかったと言って涙を溜める。父親は、その時、どの親も、息子を誇りに思っていると。

娘、カレンはニューヨークのユダヤ人の典型的な(偏見?)賢い理知的な女性として描かれている。だから、兄とは仲がいいわけないねえ。しかし、「自分は年上の結婚の可能性のないような男を好きになる』というようなことを兄、ジョナサンにウイスキーを入れられたコーヒーを飲みながら打ちあける。そして、父の安楽死に対して、それは不可能であること説得証明し、父親に生命維持装置を外すことはできないと認めさせる。でも、兄が。。。

映画の構成として、死にたい父親、家族の和解、それに、メレデスという、12(?)歳の癌の少女の「生きたい」という葛藤。ジョナサンは卒業のダンスパーティーのパートナーにはなって踊ってあげる。でも、メレデスにジョナサン(ギャレット・ヘドランド)がもっと寄り添えるとよかったと思って見ていたが、自分の父親の死が近づく方が優先的になり、そこまで考えてあげられなかったかもしれないとも思った。あと、ガールフレンドとの関係も修復できたが、彼女に焦点をあまり当てずに我々に状況を理解させた。

https://www.youtube.com/watch?v=FrY7fXBMOhA Garrett Hedlund Singing "Fall Apart" (Lullaby)
noborush

noborushの感想・評価

3.3
Lullaby 2014年作品
6.5/10
アンドリュー・レビータス監督脚本
ギャレット・ヘドランド リチャード・ジェンキンス
アン・アーチャー ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ
エイミー・アダムス ジェシカ・バーデン
ジェニファー・ハドソン テレンス・ハワード

長年の闘病生活に付かれて生命維持装置を外すことにした父親(ジェンキンス)。
憧れだった父親が病気になってから、家によりつかなくなった放蕩息子
(ヘドランド)、優秀な娘、妻がまた一緒になり、家族の絆を確認する。
「MINAMATA―ミナマタ―」のレビータス監督の2014年の初監督作。
初監督とは思えないぐらいちゃんとした作りで、キャストも豪華。
尊厳死というテーマもあまり観られないので興味深かった。