精鋭の傭兵部隊エクスペンダブルズが、リビアで奪われた核兵器の奪還任務に挑むも、任務に失敗しリーダーのバーニーが死亡。責任を取らされてクリスマスはチームから外される。相棒の死を無駄に出来ないクリスマスは単身復讐に挑む物語。
「エクスペンダブルズ」シリーズ4作目にして10年ぶりの新作。まさかまた作られるとは思っていなかったので、製作決定の一報を聞いた時は驚きました。でもスタローンは今回でシリーズ出演最後。やはり歳もあると思いますが、彼のアクションが少ないのもちょっと残念。
その代わりにバーニーの敵討ちとして、ステイサム演じるクリスマス無双が本作では存分に味わえます。アクション自体は今までのシリーズと変わらないくらいド派手。無限に沸く敵をひたすら潰しまくりの戦いは健在です。
今までと比べてキャストが弱いのが難点。初参加のアンディ・ガルシア、50セントにミーガン・フォックス、トニー・ジャー、イコ・ウワイスは別に悪くないですし、各々で見せ場もあり印象強さはありました。でもやはりシュワちゃんやブルース・ウィリス、ヴァン・ダムやメル・ギブソン、ハリソン・フォードなどのキャストと比べると過去作の凄さが際立っていたように感じてしまいます。
正直ラストも読めてしまうものでしたが、それでも劇場でやりたい放題アクションを堪能出来たのは素直に楽しかったですね。何かしらの形で見るならば、映画館での鑑賞をお勧めします。
