みおこし

チップス 白バイ野郎 ジョン&パンチ再起動!?のみおこしのレビュー・感想・評価

3.4
こちらも機内で鑑賞。『白バイ野郎ジョー&パンチ』の映画化作品。凸凹コンビの2人を演じるのは、ダックス・シェパードとマイケル・ペーニャ。

TVシリーズを観ていなかったので何とも言えないですが、個人的にはこの2人がそれぞれ役柄にぴったりな気がしてとても楽しめました。
特にシェパードの、一見ガタイも良くてイケメンなのに中身はどこまでもおバカというギャップがツボ!ペーニャの方もマシンガントークでまくし立てる感じが最高!でも「女好きの色男」の設定には正直あまり見えなかったかもしれません(笑)。
他にもシェパードの実の奥様であるクリスティン・ベル、『マグニフィセント・セブン』や『ジュラシック・ワールド』など最近活躍が目覚ましいヴィンセント・ドノフリオ、アダム・ブロディなど、脇を固める役者さんたちも豪華!『トランスフォーマー』シリーズのジョシュ・デュアメルも、とあるシーンに最高の形でカメオ出演しているのでお見逃しなく!(笑)
ジョーといい感じになるヒスパニック系の婦人警官役の女の子も可愛かったです!

全体としては、ジョーとパンチが登場して、それぞれの背景や性格などが見え隠れする前半部分はとにかくテンポも完璧で笑えたのですが、後半になると突然サスペンスフルな描写が増えてきて、正直どちらのテンションで観れば良いかわからなくなって来てしまいました(笑)。多少グロいシーンもあってびっくり!悪役の例のあの人も、そこまで悪人に思えないというか、まあああなっても仕方ないかなと感じてしまい、制裁されるのがなんだか悲しかったり...。
でも2人の掛け合いは神がかっていて最高!!ヨガパンツのくだりや、制服のシーンなど思い出しただけで笑えてくる場面のオンパレード。
『21ジャンプストリート』が笑えた方は本作もきっとお好きなはず!

2PACの"California Love"や、Nazarethの"Hair of the Dog"、Black Sabbathの"Paranoid"などBGMも良かったです。道沿いにヤシの木が植えられたあの道を白バイで走る2人を観ていると、なんだかLAに行きたくなっちゃいました!
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