『人が物事をどう捉えるかによって、真実 は 複数 存在する』という構成が非常に面白いサスペンス作品。
平行する2つの選択肢が合流するさまに振り回されながら、最後までハラハラが続く充実の97分間。
全ては ボタンのかけ違え。
全編通じて現実味のない空気感が漂う中、テンションも低めで展開されていくストーリーも、なんというか 新感覚 で面白かった。
最後にフワッとまとめられる結末も、お先真っ暗でいて、非常に切なくてやるせない…
久しぶりに拾いものをした感覚だったのに、目の肥えたフィルマユーザー様の評価は厳しいでありんす…