かめさん

羅生門のかめさんのレビュー・感想・評価

羅生門(1950年製作の映画)
4.5
DVD📀所有。1950年黒澤明監督作品。黒澤明、橋本忍脚本。芥川龍之介の小説「藪の中」原作。三船敏郎30歳、志村喬、京マチ子、森雅之(有島武郎の息子)、千秋実主演映画。

ある侍の死に立ち会った、男女4人それぞれの視点から見た事件の内幕を生々しく再現する。

1951年のヴェネチア国際映画祭でグランプリを受賞した、モノクロームの斬新で美しい映像や、迫力ある劇中音楽、笑いの三船敏郎、泣きの京マチ子、俳優たちの鬼気迫る熱演に魅了される。

平安時代、羅生門の下で雨宿りをする下男(上田吉二郎)相手に、旅法師(千秋実)と杣売り(志村喬)が奇妙な話を語り始める。京の都で悪名高き盗賊多襄丸(三船敏郎)が山中で侍夫婦の妻(京マチ子)を襲い、夫(森雅之)を殺害したという。だが、検非違使による調査が始まると、盗賊と妻の証言はまったく異なっており…
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