こういうダーティな作品もたまにはとても見たくなる訳で･･･やっとDVDソフトを入手しての鑑賞。
渋谷の街を舞台に、裏社会に関係して、ろくでもなく生きてる者たちのドラマで････大いなる勘違いからはじまる危ない純愛映画ってキャッチコピーが見所となる。
で、えげつなくバイオレンスなシーンも少なくないので、オススメはしません･･･韓国作品にありがちな設定ながら、エネルギッシュに大胆には描かれてもいません。
が、この人間臭さがいいんですね･･･不器用でやるせなさを抱えてしまってる人々のドラマが。
そして、狂犬の様な男の真っ直ぐ過ぎる愛･･･愚直ゆえに後先考えれない結末ですが、嫌いにはなれない余韻に。
なお、俳優陣では、大西信満･･･久しぶりにギラギラな存在感ながら、しっかり緩急を見せてます。
渋川清彦･･･この手の役の巧さをきっちり披露。
ヒロインの遠藤祐美･･･水野美紀を彷彿とさせ、堂々の助演ぶり。
さらには、大和田獏の怪演に･･･上原実矩がナイスなサポート。
