「i Boy」という映画を観た。
こちらは、映画だからこそ成立する現象多めの作品。
まず主題となる設定が「いや!そうはならんやろ!」という感じのものなので、それでも大丈夫な人にオススメしたい!
もちろん、ストーリーの入り口になる設定がぶっ飛んでいるので中身も「そうはならん!」という部分が多々ある。
ただ、僕としてはめちゃくちゃ好みの作品でした。
映像がめちゃくちゃ格好良い。
まずは、あらすじ。
本作の主人公である16歳の少年は同じ学校に通う女の子(ルーシー)に恋をしていた。
そんなある日、「試験勉強に付き合って欲しい」と言われてルーシーの部屋に行くことになる。
彼は胸を躍らせていた。
しかし、部屋に着くとルーシーは数人の男に襲われていた。
スマホを取り出して警察に通報しつつも逃げようと試みた主人公だったが、銃で撃たれてしまう。
そして、彼の脳にはスマホの部品が入り込んだ。
その時から彼が望むだけで全ての電子機器をハッキングできるようになる。
彼は、この力を使ってルーシーの復讐を遂げることを誓う。
ね。設定やばいでしょw
いやーけどイギリスを舞台にしたサイバーパンクな世界観が本当にカッコいい。
あと終盤の絶体絶命のシーンの助かり方が、もはや何でもありで笑えた。
こんなに大いなる力を得ても決して世界は救わない。
とある地域を救うローカルダークヒーロー。
いや、そこはちょっとだけ現実的!
基本的にカッコよくて不意に面白くてツボだった。
90分でサクッとテンポよく観られるNetflixオリジナル映画。