カナノシ

iBoyのカナノシのレビュー・感想・評価

iBoy(2017年製作の映画)
4.2
片想い中のルーシーから試験勉強に付き合って欲しいと誘われたトム。
心を躍らせながらルーシー宅へ向かったところ、部屋からギャング集団が飛び出してくる。
トムは咄嗟にスマホで警察に電話をかけるも、銃撃されてしまう。
スマホのおかげで一命は取り留めたものの、スマホパーツの一部が脳の奥深くに入り込んでしまった。
その日からトムは不思議な能力を身につけることとなる。
ギャングに乱暴されてしまったルーシーや、自分自身の復讐。そしてこの街に蔓延るギャングを浄化するために、トムは今立ち上がる。
iBOYとして…!な話

あらすじとパッケージで敬遠していたのだが何度も「あなたへのおすすめ」で出てくるので試しに試聴したところ大当たり。
脳にスマホが刺さって…みたいな説明ではあるが、要は不慮の事故で特殊能力を身につけて人知れず悪と戦うも己の力とその責任に折れそうになり、しかし愛する人を守るため立ち上がる。そんなテンプレがしっかり守られているので私も脳と心にこの作品が突き刺さってしまった。

自分の能力が少しずつ分かってきて、イタズラ程度の復讐からエスカレートしていくのも良いあるある。
スケールが大きくなりすぎないのも良き!

これはちゃんとした「ヒーローもの」の映画です!おすすめ!
松山製菓スマホラムネ的な一本でした。
カナノシ

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