セガール幹事長代理

プリンシパル 恋する私はヒロインですか?のセガール幹事長代理のレビュー・感想・評価

1.5
カースト最上位のモテる男子二名に対し中途半端にアプローチをかけた為に同級生から陰湿な嫌がらせを受けるが、健気にちょっかいを出し続ける女子高生の話。

そのモテる男の一人が冬の北海道って設定なのに肌が黒ずんでおり肝臓でも悪いのかと心配になったが、彼含め基本的にみんな節操がないので誰が虐められようが揉めようが観ていて全く心が痛まない。

娘の友達のお母さんに娘の前でプロポーズするお父さんがレベル高めの狂気性を帯びているが、このお父さんの元嫁も✕4(終盤では✕5になってる)なので、この二人が主人公の人格形成に大きく影響を与えたことは間違いないだろう。

主人公に間違えて惚れてしまったモブの男子生徒が唯一まともに見えたが、「俺をふっといてなんで本命にアタックしないんだよ!」と喫茶店で大声をあげたあたりで小さな希望は水泡に帰すこととなる。
なかなか無理のある理屈である。

前述の通り舞台が北海道なので、このままこの娘が育てばススキノのソープに就職することは火を見るより明らかだが、『自分が主役の場所を見つけたい』という理由で東京の大学に進学する意思表明をしたあたりで私の頭痛は頂点に達した。
出勤がススキノから歌舞伎町に変わっただけ、という結果にならないことを切に願う。


女の子のお子さんがいる方におすすめ。

メリークリスマス…