らりる

オールド・ボーイのらりるのネタバレレビュー・内容・結末

オールド・ボーイ(2003年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

2度目の鑑賞。

初めて観た時はラストがショックすぎて何日か沈んだ。

結末を観ると胸糞なんだけど、結構コミカルなシーンも多くて

犬と一緒に自殺しようとしてる人を止めて散々自分語りしておいて、その人の話は聞かずに去っていっちゃったり(結局自殺しちゃう)

監禁部屋を探し当てる為に食事で出されていた餃子の店を探しまわる所は好き。

あと監禁部屋があるビルに乗り込んでチンピラ達と廊下で戦う時のカメラワークが横スクロールのゲーム感あってめちゃめちゃ楽しい!その後のエレベーターも良かった!

後半で分かる監禁した犯人の動機はまぁ理解出来るんだけど、あまりにも代償が大きすぎない?
そもそも、どこで誰に見られるかも分からない場所であんな事する方が悪くないか…

自分の娘と知らずにミドと愛し合ってしまった事だけでも辛いのに

あんなに殺気立っていたデスが、真実を知ってミドには真実を教えないで欲しいと犬の真似して必死で乞うシーンもしんどい。

舌を切り落としたのに、生きてたのは正直びっくりしたけどね。

全体的に暗い作品だけど、ラストの雪の中のシーンは美しい…最後すごく切ないけどミドの幸せを考えたら、どうする事が正解なんだろう…。

『灼熱の魂』の結末もそうだけ、お互い知らずに近親相姦してしまうのは辛すぎる…
どうもこの展開は私の鬱ポイントみたい(・・;)
らりる

らりる