韓国映画の名作「アジョシ」のインド・リメイクだという話を聞いて、早速鑑賞。
確かに、これは「アジョシ」だ。質屋を営む訳アリのイケオジと、その隣に住む幸薄な少女の物語、韓国版で少女はイケオジを「アジョシ」(おじさんという意味)と呼んでいたのに対して、このインド版では「ハンサム」と呼んでいる。韓国版の少女同様に、このインド版の少女も可愛らしい。
無口な主人公による復讐劇がベースで、他のインドのアクション映画に比べるとかなりストイックな印象になるが、逆に後半のバイオレンス描写は、インド映画としては桁外れの激しさになっている。一方で、主人公の怒りがマックスに達するとザーッと雨が降り始めたり、元カノとの回想シーンでアホっぽいお色気描写が多かったり、ちょっと戸惑ってしまう部分もあった。