井出

赤線地帯の井出のネタバレレビュー・内容・結末

赤線地帯(1956年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

最初からやばい、何この音楽?
構図もいい、奥行きがある
テーマもいい、女と金、社会の下層
娼婦って頭いいんだろうな、それを描いてる監督もすごいけど
金はもらえるだけもらう、なかなかの間で金借りる
マスクで鼻かむ、哺乳瓶の飲む、無職の夫にラーメン差し出すときの顔、一回くらい遠慮しろよとか思ってんだろうな、嫁の前で最低な仕事とか言ってるし、後ろで複雑そうな顔してる妻、撮り方いいね
陰影がいいね
音の意味、街から遠ざかる音?娼婦であることに嫌気を感じているときの音?
着物へのこだわり、きれいになるの必死
基本四人だから一人一人の言動は徹底してる
「どこ行ったって娼婦だよ」そうなるんだろうな
国家への怒り
京マチ子の不敵な笑み
ミッキー、ガムのキス、父親とのやりとり、何企んだ?
お母さん辛すぎる、イカレるときの絵がやばい、いつかはああなるということを考えないようにしてる
首閉められる絵も、計算だったんだ
お父さんの決まり文句、やめちゃうんじゃないかって不安になるときに言う
売春宿とかの嫌〜なところとかが出るの時に流れる音、オープニングでも流れてたのは社会が嫌〜なところだから?
最後はホラーより怖かった、怯えはやばい
今も更新され続けてるってことか、救いがなさすぎる
井出

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