ノットステア

きつねとヒヨコのノットステアのレビュー・感想・評価

きつねとヒヨコ(1943年製作の映画)
4.0
○感想
『チキン・リトル』がリメイク作品だなんて知らなかった。『チキン・リトル』を観たあと、調べてみて知った。
空が落ちてくるということだけ共通していた。宇宙船なんて出てこない。
フォクシー、高い柵を乗り越えられそうだけど、、、

以下、ネタバレあり











バッドエンド。それもあっさりと終わる。これもディズニーなのか。。。



○あらすじ
柵に囲まれた農場でニワトリやアヒルたちが暮らす。
お腹を空かせたフォクシー・ロクシーがやってくる。フォクシーは高い柵を越えられない。農場主の銃を恐れる。
フォクシーは心理学の本を参考にする。
フォクシー「かっこ、一般大衆を欺くにはまずお馬鹿さんを狙え、かっことじる」
フォクシー「かっこ、嘘をついて騙すときはなるべくデッカ〜い嘘をつくこと、かっことじる」
ターゲットは抜けたところのあるチキン・リトル。チキン・リトルはヨーヨーで遊んでいる。
フォクシーは壁の穴からチキン・リトルにタバコの煙を吹きかけ、上からジョウロで水をかける。チキン・リトルの上に星の描かれた木片を落とす。フォクシーは神になりきり、チキン・リトルに空が落ちてくると告げる。
チキン・リトルは農場中に、空が落ちてくると警告する。
ニワトリのリーダーは木片だと言い、空は落ちてこないと言う。
フォクシーの作戦失敗。
フォクシーは心理学の本を参考にする。
フォクシー「かっこ、リーダーに不信感を抱くような噂を流せ、かっことじる」
独裁的、呑んだくれ、ボケてる。空が落ちてくるかどうかは自分で決めることさ。噂が広がる。フォクシーが言っていないのに1日中若い子を追いかけ回してるとかいう噂も。リーダーの信頼がなくなる。
雌鳥「もう私たちのリーダーじゃないわね」
フォクシーは心理学の本を参考にする。
フォクシー「かっこ、お世辞を言われるとバカなやつに限って自分はリーダーになれると思い込む、かっことじる」
フォクシーは神になりきり、チキン・リトルにリーダーになるよう告げる。
リーダーは空が落ちて来ないというが、リーダーの頭の上に木の欠片をフォクシーが落とす。
ニワトリたちはチキン・リトルの言うことを信じる。
フォクシーはチキン・リトルに洞穴に行くよう告げる。チキン・リトルが洞穴へ行くよう叫ぶ。
フォクシーは洞穴はこちらという看板を立てていく。
ナレーター「洞穴はこちらっ♪洞穴はこちらっ♪洞穴はこちらっ♪洞穴はこちらっ♪」
ニワトリたちは柵を突き破り、洞穴へ向かう。
ニワトリたちが洞窟に入ると、フォクシーも入り、出入り口を塞ぐ。
ナレーター「でもご心配なく、みなさん。ハッピーエンドになるはずですから」
フォクシーはニワトリたちの骨を舐める。
フォクシー「あぁ〜。なんてデリ〜シャスなんだ」
墓の様に並べる。
ナレーター「ちょ、ちょちょ、ちょっと待った。話が違うだろぉこのお話はもうこれでおしまいかい?」
フォクシー「ああそうとも。たまにはこういう終わりがあってもいいだろう?」