坂本龍一の音楽と思索の旅を捉えたドキュメンタリー
というポスターの文言そのままのドキュメンタリー映画。
すごく見応えがあった。
天才と言われる所以や世界中の人たちから敬愛される理由が分かる。
序盤の宮城の震災避難所での「戦メリ」の演奏で泣けた。
津波ピアノ🎹
「ピアノはそもそも人間が調律して不自然なものにしてる、
それを津波によって自然な姿に戻された」
って言ってたの若干不適切な表現にも感じたけど
天才はそういう風に捉えるのかぁと印象に残った。
人類の起源とされる部族に会いに行ったりとか、
南極(北極だっけ?💦)に行って氷河の下の純水の音を録音したりとか、
とにかく「本物」「自然」にこだわる方なんだなぁと感銘を受けた。
純水の音を「世界一純粋な音」と言ってた。
『戦メリ』の出演オファーがきたとき、
「音楽もやらせてくれるなら」と答えて承諾したらしい😂
「映画音楽は不自由さがあるけど、その不自由さから生まれるものもある」
って言葉も印象的。
『レヴェナント』の音楽を担当してたの知らなかった!
(観てないけど)
弦でシンバルを弾いたとき「良い音だ〜」「最高」的なこと言って絶賛してるの見て、シンバルが羨ましくなった🤣
音楽の神に褒めてもらえるって・・・( ◠‿◠ )
ドキュメンタリーを見てると、まるでまだこの世にいるんじゃないと思えてくる。
もういらっしゃらないんだね。