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アトミック・ブロンドのパウアーのレビュー・感想・評価

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)
3.7
グラフィック・ノベルをシャーリーズ・セロン主演で映画化した作品。

『ジョン・ウィック』のような爽快アクションムービーだと思ってたら全体的にトーンは重く,ジョン・ウィックのようなアクション満載で爽快な作品でもなく,まさかの硬派な本格的スパイ・サスペンス。

しかもサスペンスとしても最後まで見応えある見事な出来。真面目な作りになってるだけにテンポは少しスローに感じたけど面白かった。

アクションシーンも含め,シャーリーズ・セロンの魅力&オーラは素晴らしくジェームズ・マカヴォイ,ジョン・グッドマン,ソフィア・ブテラなど脇を固めるキャスト陣も良い。

今作はジョン・ウィックで共同監督として参加してたデヴィッド・リーチの初監督作。

ジョン・ウィックではスピード感あるアクションを魅せてくれたけど今作ではスピーディーさもありながらどのシーンも重く痛いシーンの連続。

特に終盤の7分間ワンカットでのアクションはGreat👍 次から次へと劇中で流れる曲もとても良いしアクションとの融合も良い。

ただ少し人物関係などでゴチャゴチャなりやすい作りだから,これから観る予定の人には相関図とか確認してから観るのをオススメかも。

シャーリーズ・セロンがとにかくカッコよく,サントラが欲しくなるスパイムービーだった。

監督のデヴィッド・リーチこれから注目。
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