MasahideYoshida

アトミック・ブロンドのMasahideYoshidaのレビュー・感想・評価

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)
3.4
2017年公開
監督 : デヴィッド・リーチ
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ベルリンの壁崩壊直前のドイツで、極秘リストの回収と二重スパイ抹消の任を受けた凄腕のお話。

凄腕の最大の能力は運だよねってやっぱり思う物語。何度か死んでるとか、紙一重でたまたまうまくだませただけじゃねとかいつもこの手の映画に野暮な感想を抱きがちなんですが、「うまくいかなかったらあとはもう、運が悪かったとしか言いようがない」とこまで高まった実力があってこその話だと考えると、腕も大事なわけで。派手なアクションに目を取られがちだけど、ストーリーは結構入り組んでいるので、刮目してみるべしなやつですね。あとドイツの歴史的背景とかわかってないと、単語が意味する構造を理解できないかも。

シャーリーズセロンのキャラ立ちで8割もってけてる映画なので、まあ、結局なんにも考えずに見ても成立はしてると思ったけど。