HK

ブーベの恋人のHKのレビュー・感想・評価

ブーベの恋人(1963年製作の映画)
3.5
恋愛モノはほぼ観ないんですが、BBよりもMMよりもCC(クラウディア・カルディナーレ)が好き(というよりは、3人中ダントツで好きな映画に多く出ている)なのと、このカルロ・ルスティケリ(『鉄道員』『刑事』)のテーマ曲を昔からよく聴いて知っていたためCSで録画鑑賞。

CS録画ですが、モノクロ映像が予想以上にシャープでキレイ。
でもこの映画はやっぱりCC(当時25歳)の魅力に尽きます。
これまで見た中で一番若いかも、と思って調べると、本作と『8 1/2』『山猫』『ピンクの豹』はどれも同じ年の公開。作品の幅も広くこの若さで既に全盛期。
若さでいうとドロンと共演の『若者のすべて』やベルモンドと共演の『大盗賊』の方がもう少しだけ前でした。

イタリア映画ですが相手役はアメリカ人のジョージ・チャキリス(当時31歳)。
『ウエストサイド物語』が大ヒットしたのはこの3年前。
ヨーロッパでも活躍し、フランス映画の『ロシュフォールの恋人たち』にも出てるし、私としては山田太一のTVドラマ『日本の面影』のラフカディオ・ハーン役も印象的でした。
ブーベって勝手に地名かなんかと思ってましたが、チャキリスの役名だったんですね。

1963年の映画ですが、CCもチャキリスもまだご存命。
その頃生まれた私が既に還暦というのに二人ともお元気。
HK

HK