さーやorべりす

めがみさまのさーやorべりすのレビュー・感想・評価

めがみさま(2017年製作の映画)
3.3
意外と面白かった。
しかし「花がらのワンピース」の設定にはもう飽きたぞ!w
(ネタバレのとこに書きます)

新川ゆあさん、ギルティ今期見つつも演技がちゃんとしてる人なんだなぁと。

母親のモラハラから消極的な子になって生きてきた主人公。
意見も言わず、濡れ衣を着せられても謝れと言われれば謝ってしまうタイプのまま就職した。
就職先の病院でいじめもあった。
ある日とてもかわいい花がらのワンピースをショップに見に行くと、美しい女の子が「私に似合うと思ってた」と奪い取る。
それをみて「あなたには似合うと思いますが私には」と買うのをやめて帰ろうとするがその女性に引き止められ購入する。
翌日少し晴れやかな気分でそのワンピースを着て出勤すると、いじめてくる先輩に「お前が横取りしたせいで私がそのワンピースが買えなかった」と因縁をつけられキレられる。そして会社のお金三万円がなくなり主人公のロッカーから見つかる。お金を盗もうとしていたところをその先輩は見ていたと証言していてクビになる。
仕事をやめたことを母親に伝えるとまた罵倒される。
自殺しようと検索すると「今死ななきゃだめですか?」というセミナーサイトがひっかかり、
ワンピースのショップにいた美しい女性が映っていた。

こんな感じの始まりです。









★★★★★★★★★★★★★★★★★★













以下ネタバレ含む感想













★★★★★★★★★★★★★★★★★★






















最初、新川さんがきっと生きていないとわかったのにセミナーでみんなが認識していたり、万引き犯として逆襲するときの様子からすっかりいるものだと認識してしまった。


逃げ道は作ってもいいんだと思う映画だったな。


変な宗教にハマったりする人ってこういう心の弱い部分から付け込まれるんだろうかとも思ったし、別の人格がいるのはやはり自分を助けてくれるためで護衛本能なのかなとも感じた。

でも、もう何でもかんでも「花がらのワンピース」に憧れたり美女が着るものという古臭いしばりはやめてほしい。
男性なのだろうかと思い検索したら脚本家さんは女性だったw
何歳かわからないけど「若手脚本家」とついていたw
でもこの感覚の人が作るなら合う世界観はアラフォー向けとかのが良さそうな気がした。