吉田ジャスティスカツヲ

ワイルド・スピード/ファイヤーブーストの吉田ジャスティスカツヲのレビュー・感想・評価

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ここまでてんこ盛りな火力、筋力、ニトログリセリン、そして出演料を積んでくださって大変ありがとうなのですが…なぜでしょう…
【私のなかでシリーズ内では満足度が低め】な理由を分析しながら記述していきたい😓

前作で宇宙まで行ったので、どこまでカッ飛んでいくか期待したところ…
別方向に、しかもカーアクション映画の真髄を極めるベクトルにシフト。

ランボルギーニのご当地:ローマでの疾走が鮮やかで美しすぎ!
デッカード&ハン戦や、モモアとアランリッチソンの“Wアクアマン🌊”激突などの遊び心も満載。

原点であるストリートレースの再開は、もう少し長く観たかった気もします。


敵の目論見が成功し、分断される主人公一味。
そうして複数の場所で同時進行するドラマは各所を担ったキャラの特徴が生かされ、笑えたり、ハードだったり、エモかったり…

特段、リトルBとジェイコブ叔父さんによるロードムービーなど【キャラの化学反応を楽しむエピソード】に力が入っているのも興味深いですよね。
↑ジェイコブ叔父さんはキャラが変わったのか?と思うほど今回よく喋るし、ちびっ子がパートナーで楽しそう😆なのですが…
もしも兄妹との確執がもっと若いウチから融和できていたならば、本来こんな人物なのかもしれませんね。


ただし"複数の場所で同時進行するドラマ"って言い換えるならば【もしかしてヴィンディーゼルと、既存俳優たちのスケジュールが合わなかったのか?】とも読める製作上な不満点が生まれてきまして…

なによりも鑑賞後【何度思い返しても不必要な場面が多すぎる】のが大ッッきな不満点🤔ですよね。
私の思う無駄をチャプター送りしたら、もしかして本編120分を切るかもしれず、今作を劇場で再鑑賞することを躊躇うくらい。

レティと〇〇のタイマン格闘はビジュ爆発な本作の見どころのひとつですが、あとの展開を含めて考えたら無益な場面だったでしょう?
【ローマン&テズの本作での使い方は本当に間違えている】と思いますし、マフィンをくれる店員さんのクダリなぞ何の意味も無かったうえに面白くもない。



最終章の前編?パート1ということで、スコア表記はシリーズ初めて"保留"とさせていただきます🤫
後日に評価を大きく上げ下げするかもしれませんから…