時間にして、2時間足らず。
たったそれだけの時間しか経過していないのに驚く。
それなのに、それなのに、なんて重厚な深い余韻を残すのだろう。
観終わった後には、軽い疲労感さえ漂う。
女の友情?
いいえ、そんなもの超えた、もはやソウルで繋がる関係。
安生は七月に、七月は安生になりたくて、なりたくて仕方がなかった。
お互いが自分でしかなかった。
友情が壊れるのは、三角関係のせい?
いえいえ、実は、男は関係ない。
自分の中に湧き上がる嫉妬心や焦燥感のせいなのです。
女性2人の存在感が強すぎて、もはや彼氏は文字通り脇役。
添え物のような存在…
きっと、そういうことなのでしょう。