妻を亡くした男と、事故で意識不明の体から魂が抜け出した女の子の交流を描いたファンタジー。

可愛くて切なく、感動もあった。


保険会社に勤務するイ·ガンス（キム·ナムギル）は最愛の妻を亡くし、無気力な日々。
部屋は荒れ放題、食事はインスタントラーメン。

もう、どうでもいいって感じ。
それほど妻を愛していた。
保険の仕事のため、交通事故で意識不明の女性の病室を訪れるが、青い服を来た不思議な女の子、タン·ミソ（チョン·ウヒ）と出会う。


美男美女である。
キム·ナムギルが今回はセクシーを封印して、ちょっとお茶目で優しく、心が熱いサラリーマンに挑戦している。
カッコいいけどね💦どうしても。

重体の体から抜け出したミソはガンスにしか見えない。
生きてる幽霊?みたいな感じ。
二人で話しているとガンスが頭のおかしい人にしか見えず、苦戦するキム·ナムギルがお茶目でかわいい。

ほのぼのしたお伽話かと思いきや、ミソの事故の真相をガンスが解き明かす場面で急展開。
伏線が回収され、切なすぎる真実に涙した。

実の母親の気持ちとミソの気持ちの噛み合わなさ。
会いたかっただけなのに…。
障害を持つ娘がそんなに邪魔か?

健気なミソがせつない。
明るく、かわいいだけに…😓

ミソと触れ合う中で自らをも取り戻すガンス。

自分以外のだれかのために。
人の為に怒れるって素敵だ。
関係のない人の為に必死になれる。

透明感のある優しい作品だった。



アカデミー賞で湧く中、コロナウィルスの感染者がまた船内で増加した事をニュースで聞く。
停泊したまま閉じ込められた方々はどんなに怖いだろう。
心中をお察しすると、賞のお祭り気分にはどうしてもなれず…。
「明」と「暗」対局の現状だから尚更。


なんとも言えない気分のまま、予定通りお誘い頂いていた場所に向かう。

自分が人の気持ちにもう少し鈍く、感じ入ることが無い人間に生まれていたら、今日は楽しい日だったのだろうか?
友人A 君に電話をする。
「それでええ」


今日は高橋一生さんの舞台挨拶へ。

「自分の大切なものを大切に。無くしちゃうと戻ってこない」

高橋さんの言葉にうたれた。





※プロフィール更新しました

心の痛みを知ってる僕は、人に優しくなれるから、理解できるから、僕にひと時の君という贈り物をくれたんだね。悲しみを2人で割れば癒しのカクテルになるから。だから、ケンチャーナ。もう自由に羽ばたいていい。明日の空も君の笑顔で散乱させて。

最愛の妻を失った保険会社の男が交通事故で昏睡状態になった視覚障害者の女性の担当に
ある日その女性の魂が見えるようになり
その女性と過ごすことに

泣いた
事故の真相も
妻が亡くなるまでも
最愛の人を失う系に弱い

前半の2人が幸せな時間も
真相のタイミングもちょうど良くて見やすかった、あっという間

ラストの決断はおれにはできないかも、、
すごい

チョン・ウヒ可愛かった