「サクラ・オーサカ・ブルル。」
さりげなく日本をdisる流石のベトナム。
ベトナムは"妖精"と"ふりかけご飯"の国だった!
序盤は超速シンデレラ物語に退屈するもベトナムの衣装と女優の美しさを愛でる。
主人公が負傷し気を失うと発見者宅の床の上で目覚めるという定番の場面も、発見者がせっせと主人公を運ぶ姿を映すあたりに、ベトナム人の現実的な誠実さが伺えてすっかりファンになってしまうのです。
そこからは終盤の王都決戦は否応なしに盛り上がる。
そしてどうでも良くなる最終局面を迎え、謎のラストシーンに爆笑してしまうのです。
ヒロインの真摯な愛、ディズニーアニメのような悪役の声、スターウォーズの皇帝のような姿に魅了される。
映像はとっても綺麗で日本もこのクオリティで里見八犬伝をお願いしたい、なんて思ってしまいます。
楽しかった!
20180816時点 レビュー数:4