まおう

モーガン夫人の秘密のまおうのレビュー・感想・評価

モーガン夫人の秘密(2019年製作の映画)
2.5
第二次世界大戦終戦後のドイツを舞台に、幼い息子を爆撃で喪った英国軍人とその妻、そして戦後処理のため彼らが徴集した家の家主である、妻を戦争で失ったドイツ人男性の三角関係を描いたロマンス映画。

要するに不倫映画である。
ぶっちゃけ普通に恋愛するのにも苦労してるのに不倫なんて高度な技術全然意味わかんないし共感出来ないからめっちゃ苦手なんだけど、アレクサンダースカルスガルドの捨てられた高級犬みたいな顔に惹かれて見た。実際始終アレクサンダースカルスガルドが散歩中にご主人を見失ったボルゾイみたいな顔してて最高だった。可愛いとカッコいいの絶妙なハーモニー。サイコー。あと全体的にデカい。サイコー。ヒロイン抱きしめた時の体格差。サイコー。キュンッキュンする。特に鍛える必要の無いキャラだから脇腹がムニってしてるのも高得点。

お話は、まあ大切な人を奪った敵国同士憎み合っていたのが、大切な人を失った同じ心の空虚を互いに見出し、最終的になだれ込むように身体を重ねちゃうよくあるアレ。昼ドラ好きが大好きなアレ。
不倫物で500回くらい見たことあるパターンだし、キーラ・ナイトレイが不毛な恋に落ちて苦悶するのも500回くらい見た事ある。キーラ・ナイトレイ、絶対無邪気にキャッキャ笑ってた方が可愛いしめっちゃサバサバした陽キャなのに、すぐ文芸映画で男に泣かされたり道ならぬ恋したり男に泣かされたりしてるのなんで?
旦那さんが全然悪い人じゃないから、たとえ寂しさから仕方なくでもヒロインの身勝手な振る舞いに最後まで「なんで?」って感じだったけど好きな人には刺さるラブロマンスでは…?
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