ミク

ジョシーとさよならの週末のミクのレビュー・感想・評価

ジョシーとさよならの週末(2016年製作の映画)
4.0
誕生日の日に婚約者の不幸があるも、予定していた独身さよならパーティーは開くことに。そこに集まった男性たちだけで過ごす週末。

ピーターパン現象で大人になりきれない30代男性たちが人生の岐路に立ってて、それぞれのトラウマや問題と向き合えきれず、一生懸命盛り上がることに精一杯なのがリアル。男性って普段から男らしさを求められるばっかりに、悲しみや辛さを共有できずに自分一人で抱え込む傾向があるように思う。なにか、感情を曝け出せるキッカケって大事だなーと思った。ただ暗くなるだけじゃないし、結構好きな雰囲気だった!

監督のジェフ・バエナって、インタビュー動画見ても、明るい感じでもないしどこか闇があって、端正な顔立ちなのに猫背で前に出ようとしないタイプ。掴みどころがないのが魅力的な感じ。他作品は、コメディー色強めでキャラのイメージと違うなーと思っていたんだけど、今作はオフビートでユルい笑いが沢山散在していたしオタク感が出てたので、なんとなく監督の感性が掴めたような気がする。
ミク

ミク