ろく

アヤメくんののんびり肉食日誌のろくのレビュー・感想・評価

2.3
足立梨花はもっと出る映画を考えたほうがいい(足立梨花の出ている映画ってfilmarksだと3を超えている映画のが珍しいんだけど)。

どこまでもぬるい演出、ストーリーがわからない場合はキャプションで誤魔化すなど今の日本映画の非常~に残念な部分が大量ですよ。観ていて誰得だよって唸ってしまう。

まずいきなり主人公の足立は酔った勢いで黒羽と寝てしまう(しかも寝たシーンはなくいきなり朝ベッドでおはようシーン。そんなの星里もちるの「ハーフな分だけ」で十分だよ。

その後二人は友達からスタート。足立は黒羽を見てキュンとしてしまい(キュン早すぎ)、なぜか二人で化石を堀りに。泥だらけになった足立は黒羽の家でシャワーを浴びる。尻の軽すぎる女足立。シャワーを浴びた足立は裸で外へ。黒羽は「おっぱい触っていいですか?」それ聞く?なのにここまで来ているのに足立は「考えとく」。全裸見せているのにそれって!ビッチだぜ。

で二人は結局付き合うの。なぜか停電して二人は暗闇の中でキス。おお、便利だな、停電。その後はおなじみ男が女子の肩に顎を載せるという「肩顎」シーンもあり、はいはいって気になる。

そこに主役黒羽を好きな幼馴染外国人、ジャスミン(でも英語は下手だぜ)、足立を好きになる先輩佐伯大地(演技が死ぬほど下手でノブコブの吉村そっくり)と四つ巴で恋の鞘当て。これキュンとくるのだろうか。なぜか北海道まで言っている黒羽。

黒羽の父親として鶴見辰吾。いやお前は極道兵器でチ○コに核弾頭を積んでいればいいんだよ!物分かりよすぎる親父。

物語が盛り上がると無駄に風景が延々と流れPVみたいに歌が流れる。ここはカラオケボックスですかと突っ込みたくなる。

最後は足立が留学で海外へ。必死になって追いかける黒羽。空港までダッシュだ!当然転ぶぜ。それでも間に合わず気落ちしているところに足立参上。「天候の不良でフライトが遅れたの」どこまでご都合主義やーん。

こんなの撮っとけばいまどきの若者は納得なんでしょ、そんな声が聞こえてくる困った映画です。リケジョをあまりにバカにしてますぜ。
ろく

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