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男はつらいよ 寅次郎の青春のtakakageのネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

第45作。うーむ、なんかキレがない感じ、、キャストの高齢化による沈滞化というか、、満男を軸に前3部作は割と良かったんやけど、それもネタ切れ感、、第1作観てから早数年、最終回を前に終焉の足音が忍び寄る感じがして少し哀しかった、、とはいえ、満男と泉のキスにはおじそん、ひゃあ〜てなりました。

こんな時に寅ちゃんがいてくれたらねえ。あの子は優しいから、「いいよ、おばちゃん、付き合うよ」なんて言ってくれっかもしれないねえ
立ち入ったことを聞くようだけれども、接吻はしたのか?
「俺何か悪いこと言ったか、いずみちゃん?」「おじちゃま、気がつかないの?」「ふぇ?」「愛してるのよ!」「誰を?」「おじちゃまをよ!」「誰が?」「あのおばさんがよ!」「馬鹿なこと言ってんじゃ無いよ」
「けど、おじさんは楽しいだけで、奥行きが無いから、一年もすれば結局飽きてしまう。それをわかっているから帰るんでしょう、おじさん」「それは正しいかもしれない」
「お言葉を返すようですけどねえ、兄さん。失恋して成長するんなら、兄さんなんか今頃博士か大臣になってるはずじゃないんでさか?」
「この男ときたら、下手くそだし、手は汚いし、おまけに時々殺意を感じる。私はいつかこの男に殺されるでしょう。南妙法蓮華経〜」
「あんたの怪我治しに、草津の温泉にでも行こうと思ってたのにねえ」「そりゃこっちのせりふだよ。俺は、必ずお金を貯めて、おじちゃんとおばちゃんを温泉に連れて行くからな」「それ聞いただけで体があったまってきたよ」「別れるときはどうしてこう心が通い合うんだろうねえ。会うときは、喧嘩ばっかりして」
「ほんとは俺、このままおじさんと旅に出たい気持ちなんだよ」「馬鹿野郎。お前には勉強があるじゃねえか。しっかりしろ!」
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