Akirajiisan

修羅の剣士のAkirajiisanのレビュー・感想・評価

修羅の剣士(2016年製作の映画)
3.6
私は好きです。こんな中華チャンバラ時代劇。
現在の中華チャンバラはやたらCGがめちゃくちゃ凄くって、目が回る様な映画が多いのだけど、あれはやり過ぎ、と思ってる私にしたら、ワイヤーアクション程度で、これだけ迫力出せれば上等と思う。
話は幼なじみの男女の人生に対する思いが違う事で、起きる悲劇みたいだね。それを剣の道を絡めて、迫力のチャンバラを展開する。
見てて飽きなかったよ。
当時の中国の様子を良く表したロケーション、なんか良くできてるし、興味深く見た。
それと、あの中華独特のペラペラしたブレイドでのチャンバラは、日本のチャンバラとは別の迫力が有るよね。
あの辺の中華のチャンバラは、現代の邦画の「るろうに剣心」なんか相当影響受けちゃったよね。
良いのか悪いのか、黒沢映画のチャンバラとは違う表現だね。
今の日本では、黒沢映画みたいなチャンバラはもう出来ないだろうし。
兎に角、この映画、中華チャンバラの見本みたいな感じ。私は好きだけど、物足りない人も多いでしょう。
Akirajiisan

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