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逆光の頃のsのレビュー・感想・評価

逆光の頃(2017年製作の映画)
3.5
Joy DivisionもNew Orderもまさに高2の頃聴いていたからCeremonyのイントロ流れた瞬間色んな情景が浮かんでは消え、懐かしさで死にそうになった。鬱々としていたから、Ceremonyは本当にたくさん聴いたと思う。そんな過去の暗がりを照らすかのように最後の最後に自分の元にもあの明るい月が舞い降りて、像と像が重なった瞬間を垣間見た。
全然違うと言われれば確かにそうなのだけれど、大々的な長回しこそないものの、土砂降りの雨、川、幻想的な祝祭、汚れた体などの演出や思春期彷徨×情緒的な映像にはどこか相米慎二の『お引っ越し』的なものを感じる。
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