ゆうゆ

ポリーナ、私を踊るのゆうゆのレビュー・感想・評価

ポリーナ、私を踊る(2016年製作の映画)
3.7

バレリーナとして志半ばの少女がコンテンポラリーダンスの魅力に目覚め突き進んでいく開放と成長の物語。
パッケージからはバレエを極める話だと思ってたけど 「ダンサーインParis」の流れとよく似ている。向こうはバレエの挫折からだったけど 今作のヒロインは自らを表現することにどこまでも貪欲。筋が通ってるというかブレない気の強さ、てか頑固☺︎
幼い頃からその片鱗は現れていて 鬱屈とした日常 型にはまったポーズから無意識に自由な光を求めていたのかもしれない。
曇天のロシアから移行する南フランスのきらびやか、雪道で踊る何気ないしなやかさ、ラストに映る🐻先生の容受の微笑みが印象的。もちろん美少女ヒロインの透明感オーラとダンスでの自己表現は圧倒的。ニールスシュナイダーとのベール越しのキスシーンはもはや芸術。
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