高度成長期の日本に誕生した団地
近代的な生活スタイルとして
若い夫婦の子育てを支えた共同体
わたしが団地に触れたのは
付き合っていたときに挨拶に行った主人の実家
わたしの家は隣人の顔も知らないマンションだったから、
お義母さんが団地の下で立ち話してる姿とか、階段上がるときに出会う親しげなご近所さんとか、子どもの遊ぶ声が遠くに聞こえる穏やかさが新鮮に映って、そんな団地で子育てしてきたお義父さん・お義母さんが素敵って思った記憶。
また生協のコープ共済に勤めていたときは大阪堺市の色んな団地に５年程通っていた。
団地の食卓や居間に通され話をすることも多かったし、団地のコミュニティで紹介もしてくれた。
いま、神奈川で80歳を超えた両親が移り住んだのも団地で、月に3度程訪ねている。
いまや団地は高齢化。時代の移り変わりを如実にあらわし、空き部屋には外国籍の方が斡旋される。
両親の向かいの部屋にも、ベトナム籍のかたが入っておられる。
日本語が少ししか話せないので、タクシーを呼ぶお手伝いを両親がしたり、そのお礼にベトナムのお菓子を貰ったりする。
そんなわたし的には大大大好きな団地が舞台の
１７分の短編映画『サイレン』
不穏な始まりにハラハラすること請け合い
でもね、次第に
見えてなかったことが…自明になり…
(１７分だから説明したら台無しやぁね)
中略、笑
それでね…
つい陥ってしまいがちな思考の罠に気づいたときには、もぅ涙が出ていたよ
最後はほんと優しい気持ちになれる
素敵な素敵な映画体験！
紹介してくださったお友達に感謝！
GYAO!で330円で観れるので、是非ぜひ。
