ヒーローの新たな一歩
かつて西部劇のスターだったリー
今や仕事もほとんどなく、友人とハッパを燻らせる毎日を過ごしている
そんな時告げられた病魔…今一度自分と向き合い新たな一歩を踏み出そうとする男を描く作品です
主演のサム・エリオットがとにかく渋くセクシー
あの特徴的な低音ボイスがとても心地よいです
新たなチャンスに沸きたったり、ヘマもすれば、上手くいかない苛立ちなど人間的な魅力たっぷりです!
そんな彼がどのように自分を見つめ直し、何をなそうとするのか、苦悩し前に進むリーの生き様に不思議と見入ってしまう作品でした
スターだった過去や娘との確執など、「レスラー」とどこか重なる要素を感じますね
静かで重さもありつつ、笑顔にもなれるシーンもある淡々と人間ドラマを楽しめました!
作中リーが収録しているナレーションのシーン、あの低音ボイスでバーベキューソースのCMされたらつい手に取りたくなってしまうでしょうね笑