コスタリカは「地球幸福度指数(HPI)」なるもので世界1で、治安も中米の中では一番よいという。
20世紀半ばに常設軍を放棄して、そのお金を教育、福祉に投下していることが理由の大きなところとして提示されている。
アメリカ・コスタリカ共同制作とされているこの映画、コスタリカに光を当てているが、USが悪の枢軸として繰り返しスポットされている。
・ USにいいように利用されてきた中南米の国々
・ それに屈しなかったことで幸せになれたコスタリカ
・ 皆もこの国をモデルにしよう!
という話と理解してもよいと思う。
USのジャイアン的側面を嫌うUS人監督が作っただけあってという感じもあるが、国家の一形態を知るのにも中南米の近代以降の歴史を知るのにも良い映画だった。
日本も自立して自分達の幸せとは何なのかを考えたほうがよいと思わされた。