シャマランの描くダークヒーローたちの続編。
シャマランと言えばどんでん返しの代名詞、サスペンススリラーという新しいジャンルを流行らせ、シックスセンスやサインを生み出した。
(個人的にはビレッジとかも好き。)
でもワンアイディアを膨らませて作品を作るから、ネタが浅けりゃ単調になるし、ショートムービーとかで事足りるものもあり、最後はちょっと雑になりがち。
そこにわざわざ作った続編がどうかというと…まぁ多少はおもしろい。
けどやっぱり浅い。
「ヒーローなんていない、特別な人間なんていない、前頭葉に異常があるだけ。」
という理屈で超人たちを閉じ込め人体実験をするサイコドクターに対し、ヒーローの存在を証明しようとする超人たち。
決戦の場所が大阪タワーと聞くとギャグみたいに聞こえてしまうけど、本人たちは至って真剣。
淡々と進み盛り上がりは浅いのだけど、最後は悪くない。
でももっと膨らませて欲しかった。
