このレビューはネタバレを含みます
これ2作目だったのか、話の展開が無理やりだなと思ったけどインド映画はこんなもんかと納得しちゃってた。
初めて見たときはそのテンションに押し切られて絶賛した記憶がある、今観なおしてみると現在の日本人のセンスとはかけ離れてるように思える。
わざとらしい演技とかユーモアのセンスは昭和の匂いを感じちゃう、観たことないけど『男はつらいよ』とかと多分同じでしょ。
映画の初手から暴走した象にでっかい山車をぶつけたうえで黄色い粉をかけて沈めるとか訳分からないし人間カタパルトとか笑っちゃう。まあどんな神話だろうと真面目に実写化したらめちゃくちゃになっちゃうから仕方ないんだろうけど、古事記だってウンコから神様生まれてるし。
話もめちゃくちゃベタな貴種流離譚で意外性は無い。
こんなに評価が高いのが不思議、韓国ドラマが流行りだした時に「昔の日本のドラマの様にベタなのが逆に良い」という話を聞いたことがあるけどそれと同じなのかも。
これだけ人気があるなら前作も観てみたいけどサブスクに来ないとみる気しないな。