震災を扱った映画を観るのは、なんとなく今まで避けてきてしまっていたけど、観て良かった。
夏木マリさんがこういう役を演じてるの初めて観て、すごく新鮮だった。台詞のないシーンのほうが千恵子さんの感情がストレートに伝わってきた。
家族があの家に揃って、一緒に朝食を食べるシーンがすごく良かった。佳苗さんの旦那さん、すごい良いひとだったな。
10年が経った今でも復興したとは言いきれない現状。どんな言葉でも表すことができないくらい辛い。
東日本大震災が起きたとき、私はまだ小学生で震災とはなにかすらも理解していなかった上に、私は同じ日本に生まれて育っているものの、震災を経験したことがないし、経験したひとに会ったことや話を聞いたこともないから、私なんかには想像もできないほど怖くて辛いんだろうと考えることしかできないけど、震災を経験した全てのひとの心が救われるようにと願うばかり。