えりみ

生きる街のえりみのレビュー・感想・評価

生きる街(2018年製作の映画)
3.8
WOWOW録画。
~東日本大震災から5年以上の時を経て、その地を去る人、とどまる人、帰ってくる人がいる。人々は、そして街は未来を信じて生きている~
被災地となった宮城県石巻市で撮影。
高台から海を望むショットが印象的。
離れ離れで暮らす被災者家族の物語。
題字がジョージ秋山で?と思ったら、原案と脚本に名前のある秋山命って人が息子さんやから。
原作のないオリジナル作品の邦画は応援したい。
未だ復興道半ばの東北被災地の現実がある以上、映画やからってすぐにはどうこうならない現実的なラストは好感が持てるがもうちょっと脚本どうにかならんかったかねぇ。。。
クライマックスの手紙渡すくだりはさすがに涙が出たけど😭

夏木マリが主演で一番光ってるのは当然として、
震災のトラウマに悩む新妻の佐津川愛美が良かった♪
旦那が吉沢悠、痩せたトラックドライバーが意外にハマってる。
キャリアでいけば当然っちゃ当然なんやけど、漁師役の升毅が男性陣では一番映えてた。
ゆったり過ぎるテンポは意図的なもんなのかね。
一番違和感を感じたのは韓国アイドルの起用、何故に??
ブラジルからやってきた外国人タレントのシモネ(映画は2本目)は悪くなかったけど。
エンディング曲のBRAHMANの「ナミノウタゲ」もジンワリ♪
クレジットには地元企業だと思われる協賛企業の名前が多数、個人名もたくさん。
街も人も傷ついたものが元に戻るのはまだまだこれから。
まだ終わってない。
えりみ

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