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リトル・マンのeigajikouのレビュー・感想・評価

リトル・マン(2015年製作の映画)
4.2
euフィルムデーズ2023で『ネズミは天国がお似合い』を見て、本作を思い出し、2017年当時の自分のSNS投稿や記憶を掘り起こして書きますのでウロ覚えもあります。検索してみたのですがプロデューサーのヤクプ・チェルヴェンカさんのトークの記録は出てこなかったので自分の記憶頼りの部分もあります。
2008年に公開された『チェコ人形アニメの巨匠たち』(2008年日本公開)も公開時に見ました。が、ヤクプ・チェルヴェンカさんのお話ではチェコの人形実写映画の技術の継承が途絶えていたそうです。なので本作の制作は手探り部分も多くて大変だったそうです。

ここから過去の自分の投稿より↓
チェコの人形実写映画。
静かな生活をしていたリトル・マンが旅に出る。
意外にロックで面白い。
『クーキー』みたいに実際の森で撮影していてリアルに自然豊かな雰囲気が伝わってきた。
プロデューサーのヤクプ・チェルヴェンカさんがリトル・マンの人形を披露してくれました。
森の撮影では、人形が小さいため自然の背景との大きさの比率が合うように注意したそうです。
チェコでは人形実写映画は
キャプテン・ビーフハートへのオマージュのミラン・ツァイスの音楽が楽しかった。」

《2008年にチェコで出版され話題になった絵本を題材にした人形映画。主人公の小さな紳士(リトル・マン)は森の中の家で静かに暮らしている。ある日、自分の人生に欠けているものがあるという夢を見た彼がその意味を求めて旅に出てみると、次々と不思議で魅力的な人物が現れ、冒険が繰り広げられる。美しい人形とシュールな物語というチェコらしい魅力にあふれた、子どもから大人まで楽しめる作品。チェコで大人気のロックバンド「タタ・ボイズ」のミラン・ツァイスによる音楽も印象的。》国立映画アーカイブサイトの作品紹介より。
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