BPM ビート・パー・ミニットのPARPAR8266のレビュー・感想・評価

ショーンが言う、
『エイズが人生をどう変えたかって、、
人生がより濃密になり、世界が前とは違って見え、豊かな色彩に満ち溢れてる。多くの音や命に。朝は特にそう感じる。』
このセリフを聞いて胸がキューっと締め付けられ、
ショーンはこの言葉を発して、
“冗談だよ”とチョけるんだけど、
そのチョけ方も切なくて、
さらには、“朝は辛くて起きれない。“ってワードが病状の深刻さをズドンとかましてくるあたり、若者のアグレッシブさと病気のシビアさが共存しているのが顕著でとても印象深い。